2011年7月18日 (月)

6月と7月のはざまで。

We are under the same sky

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光の色が変わったね。

なんて、ふたりで言えると思ってたよ。
やっと出逢ったのに、なんで別れなきゃいけなかった?

きみに揺られていたかった。
ここは遠い。

ぼくはまた、それを手放すの?
それともぼくが引き裂くの?

ここは遠い。
きみは淡くて、甘くて、遠い。

わたしは、また一人で帰るの。
帰路を急ぐ人のなか、きみはわたしを見送る。

だから言ってたじゃない?
愛が欲しいって。

ギター、トミーゲレロ、ソファ、音楽番組が流れて、
すべてがきみとリンクする。

「起こしたら悪いかと思って」

本当にそうだったのかな?
わたしに会わせる顔が無くて、そのまま出て行ったんでしょ?

ギターを弾くきみの背中を今でも探してる。
手を離したのはわたしのほうだったのかもしれない。

星を見せてほしかったのはわたしのほうだったの。

きみの笑った顔が思い出せないよ。

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2011年6月21日 (火)

六月の雨が過ぎ去っても

"i wish u were here"

 

ーit's like a midnight Radio ,midnight rain, some falln,some threat, and after all,,,
    i'm still in blue-       (moca)

Image771

 

きみに送りたいことばがたくさんある。
だけど、待つ時間がぼくを苦しめるから、のどの奥、心の狭い場所にしまっておくよ。

ねえ。知ってる?
きみのことを思い出すとのどの奥がぎゅうって痛くなるんだ。

ぼくときみには、想い出が少ししか無いから、
前に進める気がするんだ。

なにを見ても君を思い出せないから、
だから
大丈夫。

なにも無い場所に帰るだけ。

雨の匂いがするでしょ?
きみは雨の日に現れて、すぐ消えてしまった。
きみの匂いだよ。

夜中の濡れたコンクリート。
通り抜けるダンプカーにガソリンスタンド。
小川にかかる橋。
砂時計。金魚。

きみの匂い。

今日と明日の区別がつかないんだ。
ただの眠りだろう?

日の出と日の入りだろう?どうして分けるんだ?

そう、ただ、ひとつが、
ただ、ひとつ、

この雨が君を思い出させるんだ。

Tae 

 

「想い出がすこししかないから前に進める」
だなんて、どうしでそんなにも破壊的で残酷なことを君は言えるんだ?

すこししかない?
けれどもそれは僕にとっては唯一無二のものだ。

僕が君に連絡をしなくなって、

君は僕が、さっさと前に進んで行って、
君のことなんか忘れて楽しくやっていると思うだろう。

でもこの雨が過ぎ去っても、六月の雨が過ぎ去っても、
僕の中からは何も消えたりはしない。

毎日君のことを想う。

うれしいこと、悲しいこと、びっくりしたこと、ささやかなこと。
それらをすぐに君に報告したくなって、そういう気持ちをぜんぶ閉じ込めて、
毎夜ごと「王様の耳はロバの耳」って、誰にも気がつかれない場所で叫んでいるんだ。

君を想って詩を書いたよ。

いままでは僕のまえにいつでもいた君。

いまは誰かの風の便りにしか君を感じることができなくて、
僕は君の気配をこの東京の街で拾い集める。

君が住んでいる街の駅の階段。
君が好きだった映画。
君が嫌いだといった地下鉄の景色。
それらを僕は毎日拾い集めている。

それを吸い込んで酸素にして、僕は生きている。

こないだ君が僕を待っていたガードレールの横を歩いたよ。
君がそこにいる気がして、胸が痛かった。

君はいつも、物憂げな顔つきで、心細そうに僕を待っていた。
どうしてそんな悲しそうな顔つきをしているのがが僕はいつも気にかかっていた。
その君の悲しい予感どうり僕たちは会えなくなった。

わたしはそんな悲しいこと、1ミリも予想していなかったのに。
あなたはどうしてそれを予想できたの?
わたしを選ぶことができないことを、あなたはとうに知っていたのかな。
わたしはあなたに会うときは、うれしくてうれしくて、
どうがんばっても悲しい顔なんてできっこなかったのに。

どうすれば「少ししかないから前に進める」なんて言えるようになる?
その「少し」が、いまの僕の「生きる」行為のすべてなのに。

僕はその半年間を抱きしめてこれからの人生を生きていく。

そう。

六月の雨が過ぎ去っても。

MOCA

 

僕はきみの傘を持って

 

きみじゃない人が待つ家に帰るんだ。

オハヨウって金魚たちが言うんだ。
でもね、僕は寝てないから、優しくオヤスミって言ってほしいんだ。

ねえ、きみたちはどこへ行きたい?
きみたちはエサだけが楽しみなのかい?
広い世界を見てみたいかい?

ぼくから離れてみたいかい?

 

 

僕が手に入れたものは何だったのかな?

僕はもうきみには逢えないけど、
僕の事忘れない?
だから、広い世界に放してあげるよ。

だって僕はきみを選べなかったんだから。

きみが残したのは、世界の裏側に降る雨。

 

僕は僕という世界を生きるしかなかったんだ。

 

 

 

 

20110624_222125_2

tae

 

広い世界に放してくれてありがとう。
でも、そこにあなたがいないだけで、その広さは無価値ね。

ケーキもないのに、お祝いのろうそくだけが、
まるで楽しいことみたいにカラフルに転がっている。

わたしはあきらめてほしくないの。
わたしたちのすべて。

言ったでしょう?
手は離さないって。
引っぱりだして星を見せてあげるよって。

あれ嘘じゃないのよ。

いまでもそう思っている。
ただやりかたがわからないの。

この広い、あなたのいない世界の朝日。

眩しくて息がとまってしまいそう。

わたし、あなたに夏服で会えることを、とても楽しみにしていた。

(moca)

                                            

            

                                    -end-

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